APIとは?
皆さんは「API」というものをご存じでしょうか。
エンジニアの方やエンジニアを目指している方は一度は聞いたり触れたことがあるかもしれません。
この記事ではAPIというものがどういうものなのか、APIの仕組み、APIの種類を紹介していきたいと思います。
API(Application Programing Interface)とは
APIは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programing Interface)」の頭文字をとったものです。
インターフェースとは英語で「境界面」や「接点」を意味します。
つまりAPIとは「アプリケーションとプログラムを繋ぐもの」という意味になります。
APIは普段認識することはないですが、様々なところで幅広く使われています。
APIの定義
ソフトウェアアプリケーション同士が情報をやり取りするためのインターフェースを定義する方法です。APIは、通常、ソフトウェアコンポーネントが他のコンポーネントとやり取りする際のルールやプロトコルを提供します。
これにより、異なるアプリケーションやサービスが相互に通信し、機能を共有できるようになります。
APIの仕組み
APIは「要求(リクエスト)」と「レスポンス(応答)」で成り立っています。
APIを利用する人が使いたい機能や情報を「要求(リクエスト)」します。それに対して、サービス側が送信された要求に対して「レスポンス(応答)」します。
APIの種類
APIには、以下のようにいくつかの主要な種類があります
Web API
Web APIは、HTTP経由でアクセス可能なAPIで、一般的にはウェブサービスやクラウドサービスとの通信に使用されます。RESTful APIやSOAP(Simple Object Access Protocol)など、さまざまなプロトコルが使用されます。
データベースAPI
データベースAPIは、データベースにアクセスするためのインターフェースです。ODBC(Open Database Connectivity)、JDBC(Java Database Connectivity)などの標準があります。
グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)API
GUI APIは、アプリケーションのユーザーインターフェースを操作するためのインターフェースです。例えば、Windows APIやJava Swingなどがあります。
マイクロサービスAPI
マイクロサービスアーキテクチャでは、アプリケーションを小さな独立したサービスに分割し、それらのサービス間でAPIを使用して通信します。
オープンAPI
オープンAPIは、外部開発者やパートナーが自社のサービスやプラットフォームにアクセスし、その機能を拡張したり統合したりできるようにするAPIです。
まとめ
今回はAPIについてご紹介させていただきました。
私自身Youtube APIとTMDB APIという二つのAPIを使ったことがありますが、使っていて楽しかったです。
皆さんもぜひAPIに触れてみてはいかがでしょうか。